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2007,11,03, Saturday
鳩居堂には『黒方』と名前がつくものが二つございます。こちらは三条実美公から伝授されたという秘伝の配合の、『御香黒方』でございます。定価11550円で、しかもわずか10粒程度です。お値段に動揺しつつ、えいっと焚いてみますと、古から伝わるという香りが静かに漂ってきます。ほんとに静かに香るので、慌しくしていると、香りがわかりません。落ち着いて聞いてみますと、その香りは正に上品で、仏画に出てくる雲に乗って天空へ上っていくような感じがします。何をどのように配合されるとこのような香りとなるのでしょうか。脈々とこの香りは受け継がれてきて、今自分がその香りに触れられることは不思議で、ありがたいことでございます。 |
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2007,01,08, Monday
桐箱をぱかっと開けると、地色が紫に金色の模様が流れている、鮮やかな紙包みが目に入ります。この配色は、高僧の袈裟を連想させます。包みから一本そっと引き抜くと、やや細めな印象を受けます。どのようなお線香にも対応できるよう、最近は線香立てを使用せず、そばちょくにお灰を入れ、そちらに直接挿しておりますが、この細さなら大概の線香立てに挿せるかと存じます。鳩居堂謹製で、店舗名の『鳩』を冠し、且つ『金』の一文字を加えているのですから、香舗一押しのお線香なのではないかと拝察しております。香りは沈香系で、しっかり薫ります。沈香系の特色である重みがありますが、ずっしりと残っていくのではなく、軽やかさも感じます。この感じが配合の妙を感じさせます。銀座鳩居堂にて2940円でございました。 |
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2005,07,11, Monday
鳩居堂の練香でございます。銘の隣に『鵬雲斎宗匠お好み』と入っています。お茶をなされているという店員さんが、お茶のお稽古でもよく使われる練香です、なじみ深い香りです、とおっしゃっていました。上匂いは龍脳系のつんとした香りがやってきますが、焚いてみると、それはあまり感じず、渋く静かに拡散していきます。確かに、その薫りは正座して心澄ませてお茶をいただくような感じがします。2100円くらいで購入いたしました。 |
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2004,12,24, Friday
『六種の薫物』の一つであり、冬を現す練香でございます。平安時代から家々に伝えられてきた秘密の配合レシピがあるそうです。現在の香舗もそれぞれ独自に調合されていることから、同じ黒方という名のお香でも、香りが異なるようです。こちらは『鳩居堂』のもので、2625円です。龍脳系のくーんとした香りがはっきりと漂い、一瞬きつく感じますが、上品な感じです。特に翌朝の残り香がなんともいえずいい香りがします。購入した時はてりてりと黒光りしていましたが、しばらく置いていたら、かさかさかぴかぴになっていました。蜜を薄めて練り直すとよいとHPにありました。やってみようと思います。 |


鳩居堂には『黒方』と名前がつくものが二つございます。こちらは三条実美公から伝授されたという秘伝の配合の、『御香黒方』でございます。定価11550円で、しかもわずか10粒程度です。お値段に動揺しつつ、えいっと焚いてみますと、古から伝わるという香りが静かに漂ってきます。ほんとに静かに香るので、慌しくしていると、香りがわかりません。落ち着いて聞いてみますと、その香りは正に上品で、仏画に出てくる雲に乗って天空へ上っていくような感じがします。何をどのように配合されるとこのような香りとなるのでしょうか。脈々とこの香りは受け継がれてきて、今自分がその香りに触れられることは不思議で、ありがたいことでございます。
桐箱をぱかっと開けると、地色が紫に金色の模様が流れている、鮮やかな紙包みが目に入ります。この配色は、高僧の袈裟を連想させます。包みから一本そっと引き抜くと、やや細めな印象を受けます。どのようなお線香にも対応できるよう、最近は線香立てを使用せず、そばちょくにお灰を入れ、そちらに直接挿しておりますが、この細さなら大概の線香立てに挿せるかと存じます。鳩居堂謹製で、店舗名の『鳩』を冠し、且つ『金』の一文字を加えているのですから、香舗一押しのお線香なのではないかと拝察しております。香りは沈香系で、しっかり薫ります。沈香系の特色である重みがありますが、ずっしりと残っていくのではなく、軽やかさも感じます。この感じが配合の妙を感じさせます。銀座鳩居堂にて2940円でございました。
鳩居堂の練香でございます。銘の隣に『鵬雲斎宗匠お好み』と入っています。お茶をなされているという店員さんが、お茶のお稽古でもよく使われる練香です、なじみ深い香りです、とおっしゃっていました。上匂いは龍脳系のつんとした香りがやってきますが、焚いてみると、それはあまり感じず、渋く静かに拡散していきます。確かに、その薫りは正座して心澄ませてお茶をいただくような感じがします。2100円くらいで購入いたしました。
『六種の薫物』の一つであり、冬を現す練香でございます。平安時代から家々に伝えられてきた秘密の配合レシピがあるそうです。現在の香舗もそれぞれ独自に調合されていることから、同じ黒方という名のお香でも、香りが異なるようです。こちらは『鳩居堂』のもので、2625円です。龍脳系のくーんとした香りがはっきりと漂い、一瞬きつく感じますが、上品な感じです。特に翌朝の残り香がなんともいえずいい香りがします。購入した時はてりてりと黒光りしていましたが、しばらく置いていたら、かさかさかぴかぴになっていました。蜜を薄めて練り直すとよいとHPにありました。やってみようと思います。


