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 ■ お香を楽しむ、 淳香道 > 学習帳 > 練香 > 練香

 練香 | 学習帳::練香 | comments (0) | trackback (0) |


1 成り立ち
 沈香は聖徳太子の時代(595年)に伝来したとされています。沈香や伽羅の産地はベトナム、ミャンマーなど東南アジアから、丁子はインドネシア原産、白檀はインドからというように、香材料はその大部分が輸入物であり、隋や唐を通じ、海のかなたからはるばるやってくる『超』貴重品でありました。
当時輸入されたものはたくさんあります。一例として、梅の木が挙げられます。梅の花を題材として詠み、その清らかな香りを愛でることができるということは、梅とは何かを理解できる階級であるということを意味していました。
 沈香を含む香原料が伝来したのは仏教の一部として、でした。奈良時代には仏教行事に使用されていました。正倉院には香原料が保管されており、その一部は庶民を救う漢方薬の原料としても使われたこともであったようですが(香薬)、『超』貴重品であり、嗜好品として使用するには至らなかったようでした。
 香原料がある程度潤沢に供給されるのは鎌倉時代を待たねばなりませんでしたが、それでも平安時代には、貴族階級において、各種香材料を着物にたきしめたり、袋を室内に吊るしたり、と、宗教的用品から香りそのものを楽しむことができるようになりました。香原料を梅肉や甘葛と練り上げ球状に熟成させたもの、優越を競う遊びの一つ、として薫物(たきもの)=練香は出現しました。しかしながら、香原料は貴重品には変わりなかったようで、丁子なんかは幾度か使いまわしたような記録もあるそうです。

こちらの項は、今後さらに研鑽し、加筆する予定でございます。



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